子供がウィルス性胃腸炎になったらパパやママはドキッとしますよね(;´Д`)
子供もかわいそうだけど、自分たちに移ったらどうしよう…と。

パパが移れば会社を休まなければいけなくなるし、ママが移ろうものなら家事や育児はどうしたらいいの?となってしまうので、なんとしても感染を防ぎたいですよね。

今日は、「子供がウィルス性胃腸炎になった時の対処法と、二次感染の防ぎ方」をまとめました。

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【ウィルス性胃腸炎の原因や症状】

秋から冬にかけて大流行するウィルス性胃腸炎は別名「胃腸風邪」ともいいます。
咳や鼻水などの症状がなく、嘔吐や下痢がひどい場合はウィルス性胃腸炎の可能性が高いです。

ウィルス性胃腸炎はウィルスの感染により胃腸に炎症を引き起こす疾患です。
このウィルス性胃腸炎にはいくつか種類があり、多いのがロタウイルス、ノロウイルスですがそれぞれ発症時期や症状が違います。

症状の違いなどを簡単にまとめました。

〈ロタウイルス〉
主に乳幼児に多くみられるウィルスで、感染すると嘔吐⇒発熱⇒下痢といった順で症状が現れてきます。
またロタウイルスの特徴として、便が白っぽくなるので「白色便下痢症」とも呼ばれています。潜伏期間は24時間~72時間となっており、感染経路は経口感染です。

〈ノロウイルス〉
大人の場合に多いのがノロウイルスです。
ノロウイルスの症状もロタウイルスと同様に発熱、嘔吐、下痢が主ですが、ノロウイルスは感染した人により症状の重さが異なります。
ちょっと違和感があるなくらいの人から嘔吐や下痢を繰り返す重い症状の人までいます。
潜伏期間は24時間~48時間で感染経路は経口感染です。

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【子供がウィルス性胃腸炎にかかった時の対処法と予防法】

まず、子供がウィルス性胃腸炎にかかった場合の自宅での対処法ですが

・子供が吐きそうになった時は、体を起こして吐きやすい体制にしてあげる。仰向けのままなどだと嘔吐物が詰まって窒息の恐れがあります。
・嘔吐が続いている場合は脱水症状を起こしやすいので、こまめに水分補給をする。(一気に飲ませるとまた吐いてしまうので、スプーンなどで少量を少しずつ)
・飲ませる水分は経口補水液が好ましい(OS-1などのイオン飲料。柑橘系のジュース類などは胃を刺激するのでやめましょう)
・脱水症状を起こしていないかこまめに確認する。(おしっこの量や口の中の乾燥)

次に、二次感染の予防法ですが、ウィルス性胃腸炎は感染力が強いので油断しているとすぐ移ります。笑 なので予防は徹底的にしましょう!

・吐しゃ物はビニール袋で覆う
・吐しゃ物を素手で絶対にさわらない(使い捨て手袋やマスクなどをつけましょう)
・処理後の手洗いうがいは入念に
・吐しゃ物が床などに付着した場合は次亜塩素酸ナトリウムで消毒する(アルコール消毒ではノロ、ロタウイルスは死滅しないのです)

あとは、普段の風邪などの予防と同様に手洗いうがいをし、栄養のある食事をとって換気をするといったこともやっておきましょう☆

家族みんな感染しないで済めば一番いいのですが、こればかりはかかってしまったらしょうがないので、ウィルス性胃腸炎になってしまったらきちんと対処・予防をしていきましょう。

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