米自治領のプエルトリコが3日に破産申請を行いました。
債務は700億ドル(約7兆8000億円)ということで、米最大の破産手続きとなったそうですが、そもそもプエルトリコって独立国家なの?アメリカなの?と素朴な疑問を持つ方も多いと思います。
というわけで、プエルトリコについてと、破綻するとどうなるのか?ということについてまとめてみました!
【プエルトリコが破産申請】
700億ドル(約7兆8000億円)の巨額負債があった米自治領のプエルトリコが連邦地裁に破産申請を行いました。
この債務額が自治体としては米最大の破産ということで、今後は債務整理を進めるそうです。
プエルトリコは長年経済の低迷が続いており、職もないためプエルトリコからアメリカへの移住も多く、人口も激減していたという現状でした。
そうして財政は急激に悪化し、ついには破産になるまでになってしまったとうわけです。
【プエルトリコって国なの?アメリカなの?】
プエルトリコという名は知っているけど、国なのか?アメリカなのか?というのを知らない方も結構多いと思います。
地図で見た感じでは完全に他の国っぽいですしね。
ですが、プエルトリコは国ではありません。
アメリカ自治連邦区と呼ばれているものです。
アメリカ51番目の州とも呼ばれており、アメリカ合衆国が管轄している地域で、プエルトリコはスペイン語を話す人が圧倒的に多い地域でもあります。
通過はアメリカドルを使用しており、アメリカ軍も駐留しています。
もちろんパスポートもアメリカ合衆国ものです。
あくまでアメリカ領ですが、プエルトリコはアメリカ国内の州よりも自治権が大きく、政党や議会もあるので、ほぼ「国」のようなものです。
プエルトリコの内政は自分たちで行い、外交などはアメリカの権限の元行うといった感じですね。