梅雨になると体がだるくなったり、なんとなく体調がすぐれなかったりと体調不良を起こす方が多いですよね?
この、梅雨によって引き起こされる体調不良は「湿邪」と呼ばれる、湿気によるものです。
今日は、湿邪について詳しく見ていきたいと思います。
【湿邪とは一体何なのか?】
ネーミングがなんだか怖いですが、湿邪というのは体の体調不良を引き起こす湿気のことです。
とくに女性に多く見られるということですが、梅雨時期などに湿度の高すぎる場所に長時間いると発汗がうまく行われずに水分が過剰に体内に溜まってしまいます。
この水分がいろいろな場所に溜まることにより、体が冷え、血液の循環が悪くなりむくみなどが起こってきます。
水分は必要不可欠ですが、やはり何事も過剰にあるというのは良くないことなのですね。
【湿邪の症状は?】
症状としては以下のようなことが起こります。
・異常な眠気
・疲れやすい
・やる気がおきない
・肩こり
・関節の痛み
・胃腸の不調
・頭痛
・めまい
・耳鳴り
・むくみ
などなどかなりたくさんあります。
ちょっと疲れているだけかな?なって思っているのも実は湿邪による体調不良ということも。
また特に女性は生理痛・生理周期のみだれなどの症状も出てくるようです。
【改善方法や治療方法は?】
体に湿気が溜まりすぎていることから起こるので、まずはあまり体に湿気をため込まないようにするというのが大事です。
雨が降っているときは部屋の窓をしめ除湿したりするようにしましょう。
そして外で雨に濡れた時もきちんとふき取ることが大事です。
体内の代謝が落ちているので、汗や尿を出しやすい状態にするということも重要です。
辛い物を食べて発汗を促してみたり、消化がよく、体をあたためる効果のある食べ物を食べる。
しょうがやニンニク、みょうがなんかがいいですね!
そして飲み物も冷たいものを飲んで体を冷やさないように、常温などの飲み物がいいでしょう。
また、自宅では血流をよくするためにお風呂に入った時にはきちんと湯船につかり体をあたためると効果的です。
ぬるめのお湯で半身浴などがオススメ!
また、暑いからといって薄着しすぎて体を冷やさないことも大事です。
梅雨は湿邪に負けずにどんどん汗をかいて湿気を追い出してしまいましょう!