大阪市に在住の男性カップルを養育里親として認定されたとのニュースが大変話題になっていますね!

難しい問題ですので、賛否両論ありますがこのニュースや、ニュースに関するコメントを見て思ったことをまとめていきたいと思います。

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【男性カップルが全国で初の養育里親に!】

保護者がいなかったり、虐待を受けたりして家庭での生活が難しいとされた子供を育てる養育里親
これに大阪市が男性カップルを認定していたことがわかりました。
同性カップルによる里親は全国で初のケースとのことで大変話題となっています。

認定を受けた大阪市在住の30代と40代の男性カップルは、2015年に「里親になりたい」と市の児童相談所に相談し、児童福祉施設での実習をきちんと受け、そのご審議の結果認定とされたそうです。

ちなみに養育里親というのは、養子縁組を目的とせずに、一定期間子どもを育てる制度です。

【世間の声は?】

このニュースに対しては結構賛否両論があります。

「子供がかわいそう」「いじめられないか?」など、子供を心配する声や「愛情があるならいいと思う」「日本もやっとここまできたか」と応援する声もあります。

トータルだと応援するコメントのほうが多いように思いますが、やはりいまだに理解できないという方は多いと思いますし、こういう問題はデリケートな問題ですよね。

それに、やはりまだまだ日本ではセクシャルマイノリティに対しての知識が不足していますし、周りを見ても海外などに比べてそういった方が少ない(実際にはいるのかもしれませんが、おおやけにしてない人も多い)というのはあると思うので、差別的な考えを持つ方も少なからずいます。

しかし、そういった中で認定に踏み切ってくれた大阪市はすごいと思いますね☆
一歩道が開けたのではないでしょうか?
こういった例があると、本気で同性同士で子供を育てたいと思っている方たちにとっては喜ばしいことですね。

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【大事なのは血のつながりでも性別でもない】

実は、私は身近に同性カップルが数組います。
彼ら、彼女たちと話すことが多いのですが、やはり子供のことに関しては切実に悩んでいます

海外ドラマなどでは結構そういった描写は多く見られますが、日本て少ないですよね?
私も彼らと知り合ったときには、初めは驚きましたが彼らの考え、価値観などに触れることによって多くを学ぶことができました。

と同時に自分は普通に結婚して子供を産んで…これはとても幸せなことなのだなと改めて気づかせてもくれました。

子供のことに関しては、同性だけではありません、不妊に悩む友人もいます。
自分の中だけの価値観にとらわれずに、これからは、多様な夫婦・親子の形を理解していくことが大事なことなのではないかと思います。

最近でも虐待やネグレクトなど、心が痛むようなニュースは多いですよね。
血のつながった親でも実際そういう親もいるのです。
大事なのは血のつながりや親の性別ではなく、子供にとって何が幸せなのか?ということではないかと。

人と違うということは、それなりに困難なことがあるかもしれません。
学校でからかわれたりすることもあるかもしれません。
しかし、それは家族間での愛情があれば、少なくとも虐げられて育つ環境よりははるかにマシです。

今後もこういった例が増えて、子供にとっても、子供が欲しいと願う人たちにとってもよりよい社会になっていくといいですね。

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