歌手のMISIAさんが「急性肝炎」との診断をうけて、3月11日に仙台で開催される復興支援ライブへの出演を断念するということを発表されました!
現在は快方に向かっているそうですが、安静が必要とのことで心配ですね(>_<)
というわけで、今日は急性肝炎ってどんな病気?ということをまとめてみました!
【急性肝炎とは?】
肝炎は年々患者数が増えている病気のひとつで、その多くは肝炎ウィルスの感染が原因で起こるウィルス性の急性肝炎だそうです。
早い段階できちんとした治療を受ければ大丈夫なようですが、悪化させるとすい臓がんになってしまうこともある危険な病気です!
肝臓の細胞に炎症が起こると、細胞が破壊され肝機能が低下しさまざまな症状が現れるそうで、このような症状が一時的な場合は急性肝炎、6か月以上継続する場合は慢性肝炎といいます。
肝炎というのはアルコールや肥満などでも起こりますが、その多くは肝炎ウィルスに感染したことによるもんだそうです。
やっかいなのが、肝臓というのは「沈黙の臓器」と呼ばれているくらい痛みなどの症状があまり出てこないということです!
ですので、急性肝炎になってしまってもすぐに自覚することができないのです。
そして、急性肝炎の症状は風邪や胃の不調などの症状に似ているため余計に気づきにくいんですね(>_<)
また、肝炎ウィルスにはA,B,C,D,E,非A~非E型、その他の7つに分類されるのですが、日本でなるほとんどがA,B,C型の3種類だそうです。
【症状や治療法は?】
では、急性肝炎の症状とはどんなものがあるのか見ていきたいと思います。
・倦怠感
・発熱、咽頭痛、頭痛などの風邪のような症状
・食欲不振
・吐き気
・白眼や皮膚が黄色くなる
というのですが、最初は多くの人が「風邪」と勘違いしてしまいやすいそうです。
しかし、時間がたつとだんだんと黄疸が出てきて風邪との区別がはっきりとしてくるのです。
肝炎ウィルスが体内に侵入したから症状が出るまでの潜伏期間は、3週間から8週間といわれています。
では、発症してしまった場合はどのような治療が必要なのか
まずは入院して安静第一です!食欲がない場合には点滴で栄養を補い、肝細胞の修復を助ける成分を点滴したり内服したりする治療法が用いられます。
そして、食欲が出てきたらタンパク質を多くとるようにするそうです。
急性肝炎は、しっかりと完治させないと慢性肝炎になってしまうこともあるので、やはり早めの発見と治療が大事ということですね!
復興支援に行けなくなってしまったMISIAさんは残念ですが、今はゆっくりと静養してまたMISIAさんの素敵な歌声を聞かせてほしいものです。
みなさんも少しおかしいなと思ったときには、早めに医療機関で診察してもらうようにしましょう!