人気モデルの田中クルミさんが卵巣嚢腫と診断され入院されたそうです。
太っただけだと思っていたら実は病気で入院することに!というように、卵巣嚢腫は太った?妊娠?と勘違いする方も多い病気のようです。

今日は、卵巣嚢腫について詳しく見ていきたいと思います!

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【モデルの田中クルミさんが卵巣嚢腫に!】

モデル、DJ、女優などの活動をしている田中クルミさんが、「最近お腹出てないですか?デブ」と単に太っただけかと思い自虐っぽくお腹の出具合を写真にとって公開していたのですが、実は入院しなければいけない病気だったということがわかりました。

こちらがそのお腹なんですが、確かに不自然にお腹が出てますよね(;’∀’)
始めは円形脱毛症ができてしまい鍼をやってもらっていたそうなのですが、お腹が出てると指摘され太ったのかなと思いジムなどに行くもまったくへこまなかったそうです。

さらに内臓下垂かと思って骨盤矯正に行ったところ「今すぐ婦人科へ!」と言われ婦人科にいったとこと卵巣嚢腫と診断されたそうです。

入院は1週間程度だそうで手術が必要とのことです。
現在は退院し、仕事にも復帰していますがお体に気を付けて仕事をしてもらいたいですね!

【卵巣嚢腫とは?若い子に多いの?】

あまり聞きなれない病名かもしれませんが、卵巣脳腫とは卵巣にできる腫瘍の中でも悪性ではないものの総称だそうです。
卵巣にできる腫瘍の90%以上が良性で、卵巣脳腫にあたるということです。

卵巣にできる腫瘍のなかで、触って固いものは「充実性腫瘍」と呼ばれ悪性の腫瘍になります。こちらはガンということですね。
逆に触診で柔らかい腫瘍の場合は卵巣脳腫なんだそうです。

卵巣脳腫にも種類がありまして、

・漿液性嚢腫(しょうえきせいのうしゅ)
・粘膜性嚢腫(ねんまくせいのうしゅ)
・皮膚性嚢腫(ひふせいのうしゅ)
・チョコレート嚢胞(ちょこれーとのうほう)

というようにいくつかの種類に分類されます。

卵巣の病気というのは自覚症状が出にくいので発見が遅れがちなのですが、特に若い世代の人などは「まだ自分はそんな病気にならないだろう」と思いがちです。

しかし、卵巣嚢腫は実は若い世代に多い病気なのです!
高校生や大学生でも悪化して病院に運ばれるということも少なくない層です。

ですので10代のうちからきちんと婦人科検診は受けておいたほうがいいということですね!

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【卵巣嚢腫の原因や症状は?】

卵巣はもともとほかの臓器よりも細胞分裂が激しいので異常が起きやすく、腫瘍もできやすいと言われています。

が!チョコレート嚢胞以外、卵巣嚢腫の原因は実はよくわかっていないんだそうです。
しかし一説にはストレスや副交感神経の緊張などが原因ではないかと言われています。

主な症状としては、

・下腹部痛
・腹部膨満感
・出血
・頻尿
・腰痛
・便秘

など症状は様々ですが、そのうち最も多い症状としては下腹部痛だそうです。
そして腫瘍が大きくなるとズボンなどがきつくなってきます。

腫瘍がある程度の大きさにならないと自覚症状が出にくいのがやっかいなのですが、悪化すると「茎捻転」が起こることがあり、激痛や吐き気、出血、発熱なども症状として現れてきます。

放置しておくと卵巣が壊死してしまうため緊急手術になることも!
結構怖い病気ですね(>_<)

あまり関係だろうと軽視せずに普段から婦人科検診は行くようにしないとですね!
そして、少しでもおかしいなと感じた時には早急に医療機関に診察に行きましょう!

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