2月27日の「主治医が見つかる診療所」では【あなたと家族を守る脳卒中の新常識2時間SP】ということで、今日はその中の脳卒中はチョコレートで予防できる?についてまとめてみました!
【脳卒中とは?】
脳卒中というのはよく聞きますが、具体的にはどういった病気なのか見ていきたいと思います。
脳卒中とは脳の血管の病気をまとめた言葉でよく聞く「脳梗塞」は脳卒中の一部なんだそうです。
ですので脳の血管異常で起こる病気をひとくくりに脳卒中というのですね!
その他にもくも膜下出血や脳腫瘍なんかも脳卒中の一部です。
いずれの病気も麻痺や言語障害、意識障害などの症状が出ます。
ですので、急なめまいや手足のしびれ、ろれつが回らない、まっすぐに歩けない、箸がうまく使えないなどの症状が現れたら危険信号ということを覚えておきましょう。
脳卒中は三大生、活習慣病の1つでがん・心臓病に次いで多い病気です。
現在では医学の進歩により死亡率は低くなったようですが、死の危険がある怖い病気ですので早期発見と予防が大切になってきます!
脳卒中を引き起こす主な原因は動脈硬化と言われており、高血圧、高脂血症、糖尿病、喫煙などが原因として挙げられます。
ですので言ってしまえば早期発見し、しっかりと予防対策をすれば防げるということですね!
【脳卒中の予防法にはチョコレート?】
なんとチョコレートを適度に食べると脳卒中の発症が減るということが、スウェーデンの研究で明らかになったそうなのです!
チョコレートに含まれるフラボノイドという成分が抗酸化作用や血栓や炎症を予防する作用があるようで、動脈硬化や心臓・血管の病気に対して予防効果があるというのです!
さらに悪玉LDLコレステロールの血中濃度を低下させる作用があるため、血圧を下げるとも言われています。
朗報ですね☆
スウェーデンの研究では4つのグループに分けて検証していたそうなのですが、チョコレートを最も多く食べるグループは、もっとも少ないグループと比較して、脳卒中のリスクが19%も低下していたそうです!
ただし!チョコレートを食べるだけではやはりダメなので、日常的に運動やバランスのいい食事などを心がけることは必要ですよ!
チョコレートばかり食べていたら今度は肥満などそちらの方で体調を崩すことがあるので、食べ過ぎは禁物です。笑
どのくらいの量がいいかというと、
「ダークチョコレートを1週間で70グラム程度」がいいそうです!
70グラムというと板チョコの半分くらいです。
おいしく脳卒中予防しちゃいましょう☆