世の中には怖い植物がたくさんありますよね?猛毒をもっている植物なんかは触ったり食べてしまったら死に至るケースも少なくなりません。
そんな危険な植物の中でも、触るだけで火傷する植物があるそうです。
2月1日の世界仰天ニュースで触るだけで火傷する植物について放送されるようなので、今日は「触るだけで火傷する植物とは?日本にもあるのか?」について調査してみました!
【触るだけで火傷する植物ジャイアントホグウィード!】
その名もずばり!ジャイアントホグウィード!日本語にすると巨大ブタクサです!
以前、スコットランドに住む10歳の少女が両手に大やけどを負うという事件があり、三度熱傷というかなり深刻な状態だったそうです。
三度熱傷だと全治二か月以上で傷跡も残ってしまうほどの重傷です。
外で草をつんで遊んでいた少女は、24時間もたたないうちに両手が真っ赤になってしまったそうです。
これに気づいた両親が慌てて病院に連れていって発覚したそうですが、病院では「日焼け」と診断されたようで…この結果に納得できなかったご両親が調べたところ症状が、この巨大ブタクサに触れたときのものと一致したそうです。
恐ろしいです…(;´Д`)
【ジャイアントホグウィードの毒性について】
この巨大ブタクサは葉、根、茎、などすべての箇所に有毒物質が含まれているので、触っただけで炎症を起こし48時間以内に症状が現れてくるそうです。
しかし、この有毒物質だけでここまで悪化するわけではないそうで、太陽の光つまり紫外線を浴びることにより有毒化するというのです。
なんでも、人が触れた瞬間に樹液を出し、その樹液と紫外線が反応して有毒化する「光毒性」という性質があるようです。
あやまって目にでも入ってしまったら、失明する可能性もある大変危険な植物なので旅先などで見かけても絶対に触らないようにしないといけません!
【日本にもあるの?】
巨大ブタクサは日本のブタクサとは全くちがったもので、中央アジア原産の草ですが、19世紀に観葉植物としてイギリスに持ち込まれてからヨーロッパに広まったようです。
日本では今のところ確認されていないようですが、いつやってくるかわからないので覚えておいて損はないですね!
この巨大ブタクサは高さが5メートルにもなるものもあるそうなので、だいぶ高い草なんですね!
巨大な草にはご用心です(;’∀’)
ヨーロッパに広まったあとには、カナダやアメリカにも渡ってしまったようで…現在のアメリカなんかでは生息地域を拡大しているのでアメリカに行った際にも注意が必要です!
それにしても知らないだけでこんなに危険な植物もあるのですね…。
知らない土地で知らない植物には注意しましょう!