なんか咳がひどいな…でもいつもの咳となんだか違う
気管支炎?喘息?など、いつもと違ったひどい咳をしているときは焦りますよね。

咳がひどい時の原因の一つに「クループ症候群」というものがあります。
気管支炎などに比べてあまり聞いたことがないかもしれませんが、小さいお子さんがなりやすい症状の一つなので、今日はクループ症候群についてまとめてみました!

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【クループ症候群とは?】

クループ症候群とは、声帯や喉のあたりがウィルスや細菌によって炎症を起こしてしまうことをいいます。
生後6か月から6歳くらいまでの小さいお子さんによくみられる症状で、秋から冬にかけてが最も起こりやすくなるそうです。

クループ症候群の一番の特徴としては、咳の音が「ケンケン」という犬の鳴き声のような咳になることです!
また、オットセイの泣き声のような音にも聞こえたりします。

炎症のせいで咽頭のあたりが腫れてしまい、気道がせまくなるためこのような音になるのです。
我が家の子供もいつもと違う咳で、終いには呼吸まで苦しそうになってきたため救急外来に行ったときにクループ症候群だと診断されました。

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【クループ症候群の原因と主な症状】

クループ症候群の主な原因はウィルスですが、ウィルスの他にもジフテリアやヒブなど細菌が原因の場合もあります
ジフテリアやヒブなどは予防接種をされていると思いますので、今はあまり細菌が原因で起こることはなくなったようです。

また、アレルギーが原因のアナフィラキシーで起こる場合もあります。

クループ症候群の主な症状は
・ケンケンという咳
・発熱
・声がかすれる
・呼吸するのが苦しい
・チアノーゼ
などが挙げられます。そして息を吸うときにゼェゼェするのが特徴です。
ゼェゼェしていたので、てっきり喘息になったのかと思いましたがクループ症候群でした。
このうな症状が出たらすぐに医療機関に診察に行ってくださいね!

【自宅での対処法は?】

では、自宅でのケアはどのようにすればよいかですが

・乾燥しないように室内を加湿する
・寝かせるときに上半身を高くしてあげる
・発作が出たら体を起こしてあげる
・ひどい時は浴室でシャワーを出したまま浴室内へ連れて行って加湿する

などがあります。十分に気を付けて様子を見てあげることが大事です!

悪化してきた場合はすぐに病院に行って吸入の処置をしてもらうと楽になりますよ☆

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