またしても航空会社のひどすぎる対応が話題になっています。
今回は本社が成田空港である、格安航空会社バニラ・エアでのトラブルです!

半身不随の車いすの男性を自力で階段式タラップを登らせたという信じられない対応に注目が集まっています。

一体どうしてそんなことになったのか、詳しく見ていきたいと思います。

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【車いす乗客に自力でタラップ登らせるバニラ・エア!】

鹿児島県奄美空港で、6月5日に格安航空会社バニラ・エアを利用した半身不随で車いすを使用している男性が、階段式タラップを腕の力で自力で登らされたという衝撃の事実が発覚しました。

男性は、木島英登さん44歳で、高校時代のラグビー部の練習中に脊椎を損傷し、その後車いす生活となった男性です。

木島さんは友人たちと旅行中だったということですが、関西空港にて、搭乗便はジェット機なので搭乗ブリッジがあるが、奄美空港では降機がタラップになるため「歩けない人は乗れない」と言われたそうです。

しかし、木島さんは「友人の手助けを借りて上り下りする」と言い、実際に奄美に着くと友人が車いすごと担ぎ、タラップを降りたそうです。

このときはそれでよかったのですが…、今度は関空行きの便に搭乗するときになり、空港職員に「車いすを担いでタラップを降りたのは違反」と言われ、さらにひどいことに「自力で階段昇降をできるなら搭乗できる」と言われてしまったということです。

無理だって言ってるのにひどいですね…。

そして友人らが、また車いすごと担いで行こうとしたところ空港職員に制止されたため、木島さんは自力で17段あるタラップを腕の力を使って一段ずつずりあがったと…。

これだけでもひどいのに空港職員は「それもダメです」と言ったそう。
結局この方法で自力で登った木島さんですが、ひどすぎてびっくりする対応なんですが…。

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【バニラ・エアの言い分】

バニラ・エアは、ANAの傘下であり、国内、国際線各7路線で運行しています。

今回の奄美空港だけに車いすを持ち上げる施設や階段昇降機がなかったようですが、車いすを担いだりおぶっての上り下りは危険なため規則で禁止されていたと。

バニラ・エアの人事・総務部長は「やり取りする中でお客様が自力で上ることになり、職員は見守るしかなかった。こんな形での搭乗はやるべきでなく、本意ではなかった。」と謝罪しているようですが…。

じゃあもっと何か方法はなかったのか?というか、車いすの人がくると言うことを想定しての設備がなかったのおかしいでしょ!って感じですよね。

現在バニラ・エアは奄美空港で座った状態で運ぶ担架を使用しており、階段昇降機は29日から導入するということですが、遅すぎ!感が否めません。

【ネットでの反応は?】

このバニラ・エアの対応は批難殺到で、ネット上でもかなり炎上しております。

 

まぁ…そうなりますよね( ゚Д゚)
今後同じことが起こらないよう改善していってほしいですね。

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