6/23小林麻央死去について市川海老蔵の記者会見全文書き起こしまとめ

【訃報　小林麻央さん死去について市川海老蔵さんが緊急記者会見】

「昨日の夜に妻の真央が旅立ちました。」
と記者会見冒頭で報告してくださった市川海老蔵さん。

Ｑ：最後の時は誰が看取られて、どんな様子だったか？

Ａ：自分は舞台だったので、お母さんと麻耶さんで看病していました。
私は、舞台後に別の撮影をしてそのあとにロビーで稽古中にお母さんから1時間半
前にＬＩＮＥが来ていたがみれませんでした。ラインを確認すると具合が悪いとい
ことだったので慌てて帰りました。

家族を呼ぶように言われました。私が妻の前に座り、呼吸が苦しそうになっていたので
大丈夫かなと…。
息を引き取る瞬間を見ていました。不思議なんですが、「愛している」と言って彼女　がそのまま旅経ちました。

旅立つ間際に「愛している」と彼女が言ってくれて、愛されているというのはよくわかっていましたが、最後まで愛してくれていたことに…なんともいえません。
昨日の今日であまり理解できていなくて、お見苦しいところをすみません。

Ｑ：自宅で看取ることができてよかったですか？

Ａ：それは本当によかったです。
お母さんも、お父さんも麻耶さんも、僕も子供たちもずっとそばにいることができたので。

すごくよかったです。私の父は病院で亡くしているので。
病院の時とは違う、家族と共に一緒にいられた時間というのは本当にかけがえのない時間を過ごすことができました。

Ｑ：真央さんは闘病中も勇気、愛、笑顔を忘れずに戦ってこられましたが、そんな真央さ
んの姿をどう思いましたか？

Ａ：本当にその通りです。笑顔と勇気と愛情。決してブレない自分。どんな状況でも相手を
思いやる気持ち。愛ですよね。そういった力が最後までブレず、おとといまで笑顔で。
我々家族もおとといまで笑顔だったので、急にこういうことになってしまってすごく戸惑った部分があります。

Ｑ：海老蔵さんからの言葉は？

Ａ：この世にある、ありとあらゆる言葉を耳元で話していました。

Ｑ：海老蔵さんにとって麻央さんはどんな存在でしたか？

Ａ：とにかく私をどんな部分も、どこまでも愛してくれていたんだと。
存在っていうのは…できればずっと一緒にいて、私の方が先に逝って、彼女にはもっと幸せに…家族のこともずっと見守ってもらいたかったです。

Ｑ：れいかちゃんとかんげんくんのご様子は？

Ａ：れいかは…まぁ昨日はずっと麻央のそばを離れませんでした。
彼女の横で、ずっと寝ると言って寝ていました。
認識はしていると思います。

かんげんは、わかっているんですけども、わかっていないとこもあって、今日の朝も麻央の横になっているところに行って、顔を触ったり、足をさすったり、手を握ったり…そういうところを見ると、私が今後背負っていくもの、子供たちに対して、とても大きなものがあると痛感しました。

Ｑ：お子様二人には、奥様から学んだ大切なこと、どういうことを伝えていきたいですか？

Ａ：元気になったら、彼女は、自分が歩んできた病の過程を多くの人の救いになれるように
なりたいと言っていました。
それで、ブログも始め、マスコミのおかげである意味公になってありがたかったです。

同じ病の方や、苦しんでいる方と、悲しみや喜びを分かち合う妻の姿は、なんというかすごい人でした。
今後も教わり続けることがあると思います。