またもや幼児虐待の痛ましいニュースが入ってきました。
今度は、当時生後3か月だった長男を母親がゆさぶり、脳性麻痺になってしまったということです。
このような事件は本当に聞いていて悲しくなります。
今回は揺さぶられっこ症候群の怖さと共にこの事件についてもまとめてみました!
【生後3か月の長男を脳性麻痺にさせた母親】
生後3か月の長男を激しくゆさぶり脳死状態にさせたとして23歳の母親が逮捕されました。
去年の5月に自宅アパートにて、当時生後三か月だった長男を激しく揺さぶり脳性麻痺などの障害を負わせた疑いです。
長男は現在1歳になっておりますが、入院しており、自分で呼吸もできない状態だということです。
病院側が警察に「虐待の疑いがある」として通報したことにより発覚したそうです。
当時、母親は「ソファーから落ちた」と説明していたようで、現在も容疑を否認しているということです。
否認はしているみたいですが、本当だとしたら許せませんね。
まだ生後三か月なんて首もしっかり座っていない状態の赤ちゃんにそんなことができるなんて、同じ母親として悲しいです。
何のためにお腹を痛めて産んだのか…一時のストレスで自分と子供の未来を奪う行為には本当に胸が苦しくなってしまいます。
【揺さぶられっこ症候群の怖さについて】
今回の事件のように、虐待として揺さぶるということもあり得ますが、まれに意図せず揺さぶってしまっているということもあるのです。
揺さぶられっこ症候群というのは、新生児や乳児期の赤ちゃんの体を揺さぶることで起こる脳内出血などのことを言います。
赤ちゃんを揺さぶってしまうことで脳が揺れ、損傷したり血管が傷んでしまうのです。
かわいい我が子を危険にさらさないためにも、しっかりと注意することが必要です。
〈注意すべき行動〉
お父さんがよくやる「たかいたかい」などは大変危険ですので、やめたほうがいいですね!
またゆりかごに入れて激しく揺らすという行為も危険なことなので、やめましょう。
普段から激しく頭を揺らさないように注意していれば、そこまで過剰に気にすることはありませんが、車などの移動でもガタガタと激しく揺れるような道を走るということはあまりないかとは思いますが、そういった道を通らないようにしてください。
ベビーカーも同様です。普通に使用する分には問題ありませんが、やはり揺れが激しい場所などは通らないようにしましょう。
〈揺さぶられっこ症候群の症状〉
揺さぶられっこ症候群には症状がいくつかります。
すぐに発覚するケースもありますが、時間が経ってから症状が現れるというケースもあるので注意が必要です。
・脳挫傷
・脳内出血
・視力、知能、運動、言語障害など
症状は様々で、合併症を引き起こす可能性もあります。
脳性麻痺や失明、難聴なども起ることがありますので、様子がおかしいと感じた時には早急に医療機関へ連れて行ってあげてください。
上記でわかるとおり、揺さぶられっこ症候群というのは大変怖いものです。
くれぐれもあかちゃんの頭を激しく揺さぶるということのないように注意しましょう。