5月21日に俳優の宮川一朗太さんが「しくじり先生」に出演されますが、一時は生活苦で娘たちの学資保険を使ってしまうほどだったという衝撃の授業内容だそうです。
シングルマザーの実態というのはなにかと注目されますが、実はシングルファザーも同じように生活に苦しんでいる人が多いのが現状です。
【宮川一朗太さんのプロフィール】
俳優の宮川一朗太さんは現在51歳で、1983年に俳優デビューしてからは数々の作品に出演されており、日本アカデミー賞最優秀新人賞を受賞したこともあります。
最近では、2013年の半沢直樹などにも出演されており現在も多数のドラマや映画などでご活躍されています。
1990年にフリーライターの山田佳奈子さんと結婚し、2人の娘さんの父親となっていますが、2005年に離婚されています。
離婚の原因は宮川さんが大好きな競馬と言われおり、奥さんに内緒で一口馬主となっていたそうで、175万円もの大金を出資していたというのです。
ギャンブル嫌いな人からしたら離婚問題ですもんね…。
そしてこの競馬の一件が原因で口論が絶え亡くなり、結局は離婚という形になってしまったということです。
当時、二人の娘さんはまだ小学生だったそうですが奥さんが家を出て行ってしまったため宮川さんが一人で二人の娘さんを育てるようになったそうです。
しかし、娘さんたちはまだ小さかったことから、しばらくは離婚したということは内緒にしていたみたいです。
【シングルファザーとなり生活苦に?】
宮川さんは、俳優の仕事を続けながら娘さんたちを育てていましたが、一時期は生活苦から学資保険を使ってしまうこともあったそうです。
俳優さんだし、生活には困らなそうなのに?
と思いきや、やはり不安定な職業である芸能界。
オファーが0の時期もあったそうです。そうなると当然収入も0になるわけで。
芸歴は34年とベテランなのにそういったことも起こってしまうんですね。
このときに生活に困り、娘さんの学資保険を使い込んでしまったそうです。
でも、生活できないんじゃ元も子もないですからね…学資保険を使ってしまったのも仕方ないのかなと。
さらに思春期の女の子を2人、男で一つで育てるというのは本当に大変だったそうで、何度も娘さんたちとぶつかり、家庭内の雰囲気も良くなかったそうです。
ちょうとお父さん嫌いな年頃に当たってしまったんですね…。
シングルファザーは収入もあるしそんなに困らないでしょ!というわけでなないんですね。
【父子家庭の苦労と貧困】
シングルファザーといっても、女性よりは収入も多いだろうし、生活苦になることなんてあるの?
という疑問に迫ってみたいと思います。
宮川さんの場合は俳優という浮き沈みの激しい職業だったということもあるので、納得ですが、世間一般のシングルファザーの皆さんの現状とは?
まず、これまではお父さんは外に働きに出ており、家庭の事や子供の面倒などは主に奥さんであるお母さんがやってくれていたと思います。
そのおかげでお父さんは残業でがんばれたり、休日出勤できたりと家計を支えることができたわけです。
しかし、奥さんがいなくなってしまうということは、これまで同様に仕事をしているわけにはいかなくなりますよね。
深夜にまで及ぶ残業はもちろん、休日出勤もできません。
そして、残業や休日出勤をするにはさらにお金を払って預けなければならないんです。
最悪の場合は転職をしなければいけなくなることも。
まだ子供が小さいうちは頻繁に体調を崩しますし、そうなると会社からは嫌な顔をされようが早退しなければならなくなることも増え、バリバリ働いて出世コース一直線!というわけにはいかなくなってしまいます。
家事もあまり得でないお父さんは家事代行サービスを利用しているという方もいます。
しかし、家事代行サービスもそれなりにお金がかかりますから、必然的に生活は苦しくなってくるんですね。
こう見ると、シングルファザーだから生活には困らないだろうということではないですね。
やはり一人で子供を育てるということは相当の苦労があるというわけです。
また、シングルファザーで苦労する点といえば、学校行事などでしょうか?
学校関係は圧倒的にお母さん方で回っていることが多いですし、肩身の狭い思いをすることも。
そして、なんといっても子供の精神面で母親がいないというのは大きいんですね。
特にお子さんが小さければ小さいほど。
しかし、こういった状況でもシングルファザーとして頑張っているお父さんはたくさんいます。
宮川さんは、今回のしくじり先生で、世のシングルファザーのお父さんたちに向けて、きっといい話をしてくれると思いますので、シングルファザーお父さん必見です!